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靴を作るための道具

  
  作業がひと段落ついたり

  作業の途中で

  切れ味が悪くなったと感じたら

  刃物類は砥ぎます。


  切れない刃物で作業してると

  怪我しやすいですから。

IMGP1121.jpg


  革包丁や小刀等の刃物は

  せっかく砥いだ刃が

  道具箱の中で他の道具に当たって

  刃こぼれしてしまわないように

  それぞれに合わせたケースに入れて保管しています。


  このケースを作るのも

  ささやかな楽しみなんです。

IMGP1122.jpg
 

  それぞれの用途にあわせて

  違う刃物を使うんですけど

  形状が独特なものもあって

  砥ぐのもまたそれぞれやりかたが違います。

  なので、全部を砥ぎ終えると結構な時間が過ぎています。

  
  それでも刃物を研いでいる時間もまた独特で

  気分転換にはもってこいです。

  俺の場合、砥いでいると気分が落ち着きます。

IMGP1124.jpg

IMGP1131.jpg


  刃物以外の道具も

  これまた独特な形状をしていて面白みを感じます。

  一時期は古い道具を集めることに熱中したりもしてました。


  古い道具を見たり

  実際に使ってみることで

  昔の靴職人さん達の作業工程や工房の雰囲気を

  感じられるような気がして、

  古い道具はとても魅力的でした。

IMGP1127.jpg


  たくさんの靴職人さん達が 

  自分たちが思う‘良い靴’を仕立てるために

  道具を揃えて、
  
  時には自分で加工をほどこして、

  場合によっては

  道具を作る職人さん達と相談なんかをして作ったものが

  めぐりめぐって

  今、俺の道具箱の中にあるのは

  何らかの必然性でもあるのかな? 

  と、不思議だけれど嬉しくなるような感覚を覚えます。 

IMGP1120.jpg


  「自分が作りたい靴」と「自分に作れる靴」が同じになるように

  長い年月を過ごしてきた道具たちを

  自在に使いこなせるよう頑張ってみたいと思います。 



  今日も綺麗な秋空を窓の外にみて

  冷たい水で刃物を砥ぎながら

  ふと気づくとそんな事を考えていました。

     
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EIN OPEN DEPARTMENT (アインオープンデパート)


 先日、神戸ワイナリーで開催された


  EIN OPEN DEPARTMENT (アインオープンデパート)
 

  へ参加してきました。


  IMGP1111.jpg
 

  初日の9日(土)は

  快晴とはいきませんでしたが

  晴れ時々くもり

  と、悪くない一日でした。

 
  IMGP1110.jpg
  

  家族連れのお客さまが多く来られていて

  かなり賑わっていたので

  靴作りのデモンストレーションも

  なかなか興味を引くことができたようでした。

  子供たちを中心に

  多くの人達に楽しんでもらえたんじゃないかと思います。

  
  
  こんなにたくさんの人達の前で、

  それも野外で靴を作る機会なんて

  そんなにないので、

  かなり良い経験をさせてもらえました。


  IMGP1113.jpg
 


  たくさんの

  お店が来ていて

  見てまわるだけでも結構たのしめました。

   

  お昼時の食べ物屋さんのテントは

  どれも行列が出来ていて繁盛しているようでした。

  俺もかろうじて

  売り切れ前にお目当ての料理を食べられたので

  満足度は大きかったです!


  IMGP1115.jpg
  

   翌日の10日(日)は

   あいにくの雨となって、少し肌寒く

   前日にくらべると

   さすがに来客数はへってたんですけど

   それでも

   出店しているそれぞれのテントには

   お客さんたちの姿がかならずあって

   楽しい週末の家族団らんの景色があちこちにありました。



   この週末をこの神戸ワイナリーに来場した人達のなかに

   少しでも富岡靴工房が来ていて

   靴作りのデモンストレーションをやっていた事を

   見て覚えていてくれたなら

   うれしいな

   なんてこと、ついつい思ってしまいました。
  

靴紐を通します

   神戸ワイナリーで開催される 

   EIN OPEN DEPARTMENT (アインオープンデパート)へ

   持っていくために

   今回、特別に三昌さんと共同で作製した

   ブーツ2足、短靴2足が

   木型を抜いて仕上げの段階へ来たので

   木型を抜いたら、半敷きを入れて靴紐を通していきます。


 IMGP1087.jpg


   富岡靴工房では

   靴紐はそれぞれの靴にあわせてカットして

   それに先端の金具を取り付ける

   というやり方で 

   靴紐を作ってからそれを通しています。


 IMGP1095.jpg


   紐や先端の金具にも

   いろいろ種類があるので

   気に入るのが見つかるまでは

   何種類かは紐と金具の組み合わせも含めて

   靴に通して試してみました。

   俺の好みの「田舎っぽさ」が感じられたのが

   今、使わせてもらっている

   「マロン」というカラーの紐とアンティークカラーの金具です。


   すごく気に入っています。


  IMGP1096.jpg


   ワインと黒の革でコンビになっている

   内羽根の短靴に

   富岡靴工房で定番の靴紐を

   長さ合わせのために通して見ます。


   やっぱり好きです。


   IMGP1103.jpg



   次に、ものは試しということで

   黒の平紐も通してみました。

   
   あんまり好きじゃないです。


   でも内羽根に平紐で少し

   クラシックな感じが出せるかもしれない

   そして

   まだまだいろんな事を試してみたい

   と思ったので

   こいつにはこの黒の平紐と黒ニッケルの金具の組み合わせを

   通す事にしました。


  IMGP1106.jpg


   三昌さんのご協力で作製した

   この4足は

   実験的な要素が多く含まれていて

   作っていて楽しかったです。

   俺独りでは加工の出来ないゴム底も

   助けてもらった甲斐があってすごく良い仕上がりになりました。

   これで出荷準備は整いました。

 


   いつもの事ながら、

   独りよがりで好き勝手に靴を作っているつもりでも

   実はたくさんの人達の

   いろんな仕事がなされているからこそ

   俺は靴を作ることができるんだな
   
   と気づきます。


   今回みたいに

   あからさまなかたちでの

   周囲の人達の協力がなかったなら、

   自分がいかにいつも支えてもらっているのか

   意識できないのが

   ほとほと情けないものです。  


   上ばっかり見上げて歩いてるとすぐに転ぶんでしょうね。

   
   

   

   

京都御所 一般公開

   いつもと同じように

   京都御苑を歩いていたら、

   「一般公開」の案内板が立っていて

   立ち寄ろうかな

   と思ったのが昨日のことでした。

  
   IMGP1011.jpg
   


   今日になって

   カメラをかばんに入れて、時間を見計らって、

   家を出ました。

   
   天気は曇りがちで

   残念ながら快晴とはいきませんでしたけど

   大勢の人が来ていました。

   観光客の人達、黄色い帽子の子供たち、

   でっかいテレビカメラを持った「報道」の腕章を着けた人達....

   売店なんかも出ていて


   なかなかに賑やかでした。


   IMGP1013.jpg

    
   御所の内側から撮った建春門


   IMGP0698.jpg


   こっちは

   ずいぶん以前に撮った御所の外側からの建春門です。

    
   御所内は興味深い建物や襖絵、

   綺麗に手入れされている庭などなど

   見どころスポットは

   そこかしこにちりばめられているのだけれど

   いかんせん人ごみが苦手な俺としては

   ついつい人口密度の低い場所へ低い場所へと

   気が付けば避難しているありさまです。


   IMGP1050.jpg

    
   なので、早々に御所を後にして...。


   またいつものように

   のほほんと御苑内を歩いていると

   こんなのに遭遇したりします。 

   そして「やつらは仲良し兄弟なんだろうか?」

   とか考えて、

   独り勝手に物語をふくらませてゆくのが

   思いのほか楽しかったりします。


   
   そんなこんなで今日もこれから靴を作りに仕事へ向かいます。

出店準備

   

   今、富岡靴工房では

   11月の9月(土)と10日(日)に

   神戸ワイナリーで開催される

   EIN OPEN DEPARTMENT (アインオープンデパート)

   に出店するための靴を作っています。


 IMGP0998.jpg
   

   今回の出店は大半の事を

   三昌(株)さんに面倒をみて頂いています。

   出店そのものもそうですし

   今作っている靴のアッパーの

   色の組み合わせやミシンでの縫製も

   やって頂いたもので、

   企画としては、「三昌(株)の新作レザーを富岡靴工房が靴に仕立てる。」

   といったものです。


   IMGP0984.jpg
       
   
   やる事はいつものといっしょです。

   でも、自分の作ったアッパーじゃないと

   つり込んでみても、ウェルト縫ってみても、

   どこか不思議な感覚を覚えます。


   
   このチャッカブーツは案外気に入りました。


IMGP0989.jpg
   

   型紙は俺が切ったものだし

   木型はいつも使っている物なのに

   アッパーが誰か他の人によって仕上げられてるってだけで

   初めて取り組む仕事のような気がしたり

   斬新な事に挑戦しているような気分になります。

   また、「俺ならやらないだろうな」

   と思っていた事が

   実際に誰かの手で形になると

   自分の思い込みが

   いかに自分自身の想像力の広がりの妨げになっていたのか

   って事に気づかせてくれるので、

   
   こういうかたちで、人と一緒に仕事をするのは楽しいです。


   IMGP0997.jpg


   作業が一段落ついて

   窓の外を見てみたら

   空がなんとも表現するのが難しいけど

   ずっと目に焼き付けておきたい景色だとおもえたので

   撮ってみました。 


   
   今日も一日、お疲れ様でした。
   
プロフィール

富岡靴工房

Author:富岡靴工房
京都で手製靴の工房を開きました。靴の製造作業の様子や、日々の中での些細な事などを書き記していきたいと思っています。

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